3冠王の加入は大きなカンフル剤となっているようだ。ホワイトソックスは5日(日本時間6日)のブルージェイズ戦に3―0で零封勝ち。強豪チームを相手に本拠地シカゴでの開幕シリーズでスイープを決め、4勝5敗と借金完済まであと「1」に迫った。
チームは昨季まで3年連続で100敗以上を喫するどん底。2023年から101敗、121敗、102敗と歴史的な低迷を続けてきたが、今季はひと味違う。新加入した村上宗隆内野手(26)はこの日こそ3打数無安打だったが、前日4日(同5日)はバックスクリーンへ特大2ランを放つなど勝利に貢献。今カードが始まる前まで1勝5敗とまたしても奈落の底に沈みかけたが、昨年のワールドシリーズでドジャースと死闘を繰り広げたブルージェイズから奇跡ともいえる3連勝で、息を吹き返した。
この快進撃には地元紙「シカゴ・サンタイムズ」(電子版)も仰天。「ホワイトソックスがホームで3連勝スタートを切ったのは、2004年以来だ。シカゴでブルージェイズに全勝? それは1995年以来の出来事だった」と驚きをもって伝えている。星勘定としても勝率5割は目前。これにも「開幕5試合で1勝と出遅れ、100敗の危機に直面していたホワイトソックスが突然4勝5敗となり、少々調子に乗っているようだ」と驚くばかりだ。
一般的に「4勝5敗」であれば〝まずまず〟となる戦績だ。しかし、同紙は「この平凡な成績がニュースの速報になるのは、ホワイトソックスが2022年に81勝81敗でア・リーグ中地区の2位に滑り込んで以来、平凡な成績を収めていないからだ」とピシャリ。今後はどこまで好調を維持できるかが鍵で「今季はついに100敗の大台から脱する年になるはずですよね?」と期待感をにじませていた。












