ドジャースは6日(日本時間7日)、敵地トロントでのブルージェイズ戦に14―2で大勝。大谷翔平投手(31)の2試合連続本塁打となる3号ソロなど5アーチ、17安打の猛攻で昨年のワールドシリーズの再戦を一方的に制した。

 初回、先頭の大谷が中直に倒れた直後に球場は異様なムードに包まれた。打席に立ったのは「2番・右翼」で出場したカイル・タッカー外野手(29)。耳をつんざくほどの大ブーイングが起こった。

 昨オフ、FA市場の目玉だったタッカーはブルージェイズの球団施設を訪問するなど移籍先としてカナダが有力視されたが、最終的にドジャース入り。ブルージェイズファンからすれば〝裏切り者〟として目の敵とされているのだ。

 罵声を浴びまくったタッカーだが、表情ひとつ変えず打席に集中。第1打席は冷静に四球を選んで4番・テオスカー・ヘルナンデス外野手(35)の先制2ランにつなげた。

 ブルージェイズファンは2023年オフにエンゼルスからFAになった大谷を取り逃したことを今でも根に持っており、昨年のWSでは「お前はいらない」の大合唱。この日も大谷にブーイングを浴びせた。

 この様子を取り上げた米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「今やタッカーは、チームメートの大谷翔平と共に、これからトロントに足を踏み入れても決して安らぎを得られない選手として正式に加わることになった」と報じた。