エンジンがかからないマリナーズのカル・ローリー捕手(28)に厳しい目が向けられてきている。60本塁打でタイトルを獲得し、ヤンキース・ジャッジとMVPを争ったチームの主砲だが、今季はまだ本塁打ゼロ。5日(日本時間6日)の敵地エンゼルス戦も5打数1安打、3三振に終わり、打率1割3分2厘の低空飛行が続いている。
前日(4日)は明らかなサク越えの当たりをエンゼルス右翼のアデルのスーパープレーによって阻まれる不運もあったが、指摘されているのが三振の多さだ。10試合で20個とリーグトップの不名誉な数字で、地元メディア「SODOMOJO」は「見ていてつらくなるばかりだ。開幕10試合で38打数の20三振は、メジャーのシーズン最初の10試合の最多三振記録に並ぶものだ。ファストボールのフォーシームを空振りすることが多く、おそらく明白なのは平均バットスピードが昨年から低下していることだ」と問題点を挙げている。
WBCに選出されたとはいえ、捕手はドジャースのスミスが務め、春から実戦形式での打撃練習が例年より圧倒的に少なかった。相手投手もその状態を理解したうえで速球の割合を増やし、昨年までと異なるコースパターンで投げているという。同メディアは「明らかに投手陣はバットスピードを上げるように挑発している。しかし彼はそれができておらず、チームが低迷する中でますます無視できない問題となっている」と分析している。
また「スポーティングニュース」はさらに厳しく「プレート中央付近に来た速球の半分以上を空振りしている。このままのペースでミスを繰り返すなら昨シーズンのような成績を再現するチャンスはまったくないだろう。彼のプレーには根本的な問題があるように思われる」と切り捨てた。












