ドジャースのキム・ヘソン内野手(金慧成=27)が5日(日本時間6日)にワシントンで行われたナショナルズ戦から緊急昇格。右脇腹痛で負傷者リストに入ったベッツに代わり、3Aから急きょ合流した。

 出番がやってきたのは1点をリードした直後の8回の守備からだった。二塁で先発出場したフリーランドの代打で出場したタッカーの後を継ぐ形で「9番・二塁」で途中出場した。WBC韓国代表として出場したこともあり、オープン戦は9試合にとどまったが、打率4割7厘、1本塁打、6打点、5盗塁と躍動。しかし、開幕前にマイナー降格を告げられ、3Aでプレーを続けていた。

 この扱いに不満を爆発させていた韓国メディアは歓喜。「マイデイリー」は「待っていた」と喜びを爆発させ「キム・ヘソンにとってはたとえ1、2試合だけでもメジャーリーグで存在感を示すことが重要だ。メジャーリーグにいてこそメジャーリーガーだ。3Aでプレーするために米国に行ったわけではない」と声高に主張した。

 ただ、この日のプレー時間は限られていた。打席が回ってくることはなく、2イニング守った守備でも8回は中前打、空振り三振、三邪飛、左飛で終わり、9回も空振り三振、一ゴロ、右直でゲームセットとなった。直接的に関わる機会がなく、同メディアは「キム・ヘソンは8回裏の守備から二塁に就いた。打球が来なかったため、自らボールを処理する場面はなかった」とすっかり消沈ぎみになっていた。

 とはいえ、ベッツの離脱は長期化が見込まれ、ユーティリティープレーヤーのキム・ヘソンの出場機会は増加するとみられる。チームはベッツ不在でも逆転勝ちを収めたが、いずれヒーローになる日も訪れそうだ。