首位なのに…。マーリンズの不人気ぶりが浮き彫りとなっている。1日(日本時間2日)に本拠地ローンデポ・パークで行われたホワイトソックス戦の発表された観客動員数は6605人。収容人員3万7000人の本拠地は先のWBCでは常に超満員に膨れ上がっていたが、スタンドはガラガラで閑古鳥が泣いている。

 今シーズン、ホームゲームを開催した17球団の平均観客動員数(1日現在)でマーリンズだけが1万人台の1万4631人。球場規模の違いはあるが、トップのドジャース(5万2875人)とは4万人近い差がある。チームはここまで5勝1敗と好調でナ・リーグ東地区の首位を走っているにもかかわらず、ファンにそっぽを向かれている。

 米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「観客動員数はここ数シーズン、マーリンズにとって大きな問題となっている。今シーズン、マーリンズは驚くほど好調なスタートを切り、元サイ・ヤング賞受賞者のアルカンタラも活躍しているが、観客は非常に少ない。マイアミの観客動員数の低迷による傷はすでに10年以上にわたり続いている」と指摘した。

 この日はエース右腕のサンディ・アルカンタラ投手(30)が村上宗隆内野手(26)を3打数無安打2三振に抑え、9回93球を投げて3安打無失点1死球7奪三振の快投で10―0の大勝。7年ぶりにマダックスを達成したアルカンタラは試合後のインタビューでガラガラのスタンドを見渡し「ファンは来ていない。でも私たちは彼らを愛している」と悲嘆に暮れた。この悲痛なメッセージがファンのハートに届くか。