ブルージェイズの岡本和真内野手(29)が1日(日本時間2日)、本拠地トロントでのロッキーズ戦でメジャーデビューから6試合連続安打をマークした。
「4番・三塁」で先発出場し、2回先頭の第1打席で真ん中付近に入ってきた92・9マイル(約150キロ)の直球を左前へ痛烈にはじき返した。この日は4打数1安打で2三振。6試合を終えて打率2割9分2厘、2本塁打、3打点と野球最高峰の舞台でも上々の滑りだしを見せている。
ただ、下馬評は決して高くなかった。攻守ともに「平均的」との見方がもっぱらで、中でもNPBより格段に球速が上がる速球への対応を疑問視する声が少なくなかった。
しかし、ここまでの岡本は「結果」でしっかりと存在感を示している。球団の専門メディア「ジェイズ・ジャーナル」は「『岡本和真がメジャーリーグで苦戦するだろう』と言っていた皆さん、本当にその通りでしたね」と強烈な皮肉を噴射。「開幕からまだ1週間もたっていないが、ベテランのような活躍を見せている」と追い打ちをかけた。
巨人時代は不動の4番打者に君臨し、球団の顔となってチームをけん引してきた。それだけに同メディアは「読売ジャイアンツで岡本のキャリアを追いかけてきた人にとっては驚くことではないはずだ」と〝予想通り〟とばかりに称賛。「MLB公式サイト」でブルージェイズの番記者を務めるキーガン・マシソン氏も自身のXで「岡本和真がMLBに来るに当たって大きな懸念の一つは速球への対応力だった。ところが、彼はそれを思い切り打ちまくっている」と賛辞を送っている。
シーズンはまだ始まったばかりながら、岡本自身が「コツコツと」と話していた通りに安打を重ねている。同メディアは球界内の〝風向き〟も変化しつつあるとみており「岡本のことになると批評家たちは次第に沈黙し始めている」と伝えた。どこまで好調を維持できるのか。今後の活躍も注目される。












