ソフトバンクの小久保裕紀監督(54)が1日、楽天戦前(楽天モバイル最強パーク宮城)に取材対応し、昨秋ドラフト1位指名した米スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(20)について言及した。3月に入り、全米大学体育協会(NCAA)1部で打棒爆発中の金の卵。7月のMLBドラフトで上位指名を受けてのメジャー入りか、ソフトバンク入団か、大学残留かの主な三つの進路選択で揺れているとみられる中でハイレベルな奮闘が続いている。

 1年目の昨季は52試合で7本塁打だったが、今季はここまで26試合で9本塁打、OPS1・082と強打を誇っている。小久保監督は〝ドラ1〟の最新情報に明るかった。「2月は1割台で、3月に入ってこんだけ打ってるってことは何かつかんだんでしょうね」と本塁打量産中の大砲の活躍に目を細めた。

 その上で指揮官は「来んのちゃう? まあ、それを分かって(球団は)いっているんでね」とニヤリ。佐々木の進路選択を巡っては、打てば打つほどメジャー評価が高まり、ソフトバンク入りの可能性が不透明になるという背景がある。まさに小久保節――。高い志で奮闘する佐々木の動向に温かい目を向けていた。