ドジャースの佐々木朗希投手(24)は30日(日本時間31日)に本拠地ロサンゼルスでのガーディアンズ戦に今季初先発し、4回0/3を4安打1失点、4三振2四球で初黒星を喫した。打者18人に78球で、最速は99・5マイル(約160・1キロ)をマーク。防御率2・25。チームは2―4で敗れ、開幕からの連勝は3で止まった。

 初回、先頭クワンはフルカウントからの7球目、外角高めの88マイル(約142キロ)のカットボールで空振り三振。二死後、ラミレスに中前打され、打席は3日のオープン戦で満塁弾を浴びているマンザードだ。初球、ラミレスが二盗して先制のピンチを招くが、真ん中高めのスプリットで左飛に打ち取った。

 2回は一ゴロ、遊飛、空振り三振で三者凡退に抑え、上々の立ち上がりだ。

 しかし、3回に表情が曇った。先頭ヘッジズに99・1マイル(約159・5キロ)のフォーシームを右翼線二塁打され、続くマルティネスは投前犠打で一死三塁とされた。ここでクワンに2ボールからの3球目、真ん中低めの86・3マイル(約139キロ)のカットボールを拾われて右翼線に適時二塁打。1点先制された。2番デローターを歩かせたが、ラミレスをスプリットで空振り三振に仕留め、マンザードはフォーシームで左飛に打ち取り、追加点は許さなかった。

 4回は一死後、ロッキオを歩かせるも後続を打ち取り、無失点。5回、先頭マルティネスに中前打されたところで交代となった。ベンチに戻る佐々木に大歓声が送られた。

 5回を投げ切ることはできなかったのは残念だろうが、まずまずだった。オープン戦4試合で防御率15・58、初回に一死も取れずに降板し、オープン戦特別ルールで2回に再登板したケースが2度もあった。8回2/3で17四死球と制球が定まらずに不安視されていたが、この日は2四球だけで、連続して与えることはなかった。

 フォシームは99マイル(約159・3キロ)超が5球をマークし、平均97・6マイル(約157キロ)。昨年の96・1マイル(約154・7キロ)より1・5マイル(約2・4キロ)アップした。ジャイロ回転して37インチ(約94センチ)落ちるカットボールと平均565回転の揺れるスプリットが効果的だった。

 オープン戦の惨状を繰り返すようなら地元メディアに「マイナー行き」の報道があふれるところだったが、自らの右腕で阻止した。ただ、今回は佐々木、大谷翔平投手(31)、山本由伸投手(27)が史上初めて同一カードに先発する歴史的な3連戦だったが、先陣を飾ることはできなかった。