第98回選抜高校野球大会第10日(29日)準決勝の第2試合は、大阪桐蔭が専大松戸(千葉)に3―2で勝利。4年ぶりの決勝進出を果たした。
エース右腕が復活だ。先発の吉岡貫介投手(3年)は7回105球を投じて5安打1失点の好投。4回二死三塁のピンチで長谷川(3年)に内野安打を許し1点を失うも、後続を三振で仕留め流れを渡さなかった。その後は無安打に抑え、8回から継投した大型左腕・川本(2年)も1安打1失点の安定した投球で専大松戸の強力打線を封じた。
吉岡は三重との2回戦に先発したが、制球に苦しみ4回4失点で降板。「2回戦は少し調子が悪くて野手が勝たせてくれた。今日は自分がチームを勝たせるようなピッチングをしたいと思って挑みました」と汗をぬぐい、「前回は上半身の開きがあったが我慢する意識で投げた。修正できた」と復調をアピールした。打線は8回に一死三塁から岡安(3年)の二ゴロの間に1点をもぎ取って逃げ切った。
西谷監督は「うちのエース。吉岡で勝ってきたチームですから、いいところまで投げてくれました」と背番号「1」を称賛。「しぶといチームでした。本当に強敵でした。なかなか打てなかったが、粘り合いにはしっかり勝てた」と息詰まる競り合いを振り返り、智弁学園との決勝戦(31日)に「日本一に挑戦できる試合。決勝戦ができることに喜びを持ってます。苦しい試合になると思いますけど最後の最後まで粘り抜けるかだと思います」と気を引き締めた。












