山梨学院の〝二刀流モンスター〟菰田陽生(3年)が夏への再起を誓った。27日の専大松戸(千葉)との準々決勝に1―2と惜敗。左手骨折の菰田はベンチから必死の声出しを続けたが、思いは届かず、4強入りは阻まれた。
それでも涙はなかった。「夏に絶対戻ってくる。悔しい思いを試合や練習からぶつける。まずはケガをしっかり治して夏に全員で戻ってきたい。だから涙は出なかった」。22日の長崎日大との初戦で先制本塁打を放ったが、5回の守備中に打者と交錯し、左手首を負傷。その後に骨折が判明し、欠場を余儀なくされた。
この無念は甲子園でしか晴らせない。「大丈夫かな、と思ったけど、痛みが強かった。悔しいけど、チーム全員で勝てた。ベスト8で終わり、課題もたくさんあるし、よかった部分もある。この経験を次の夏に向けて生かしていく。目標をブレずに春や去年の悔しい思いを取り返したい」と前を向いた。












