第98回選抜高等学校野球大会の第5日第2試合(23日)で高川学園(山口)が英明(香川)に3―5で敗戦。センバツ初勝利はならなかった。
最後まで粘りを見せた。4点を追う9回一死から衞藤(3年)の右前打と敵失で一、三塁とすると吉田(2年)の遊ゴロ併殺崩れの間に1点を返した。
さらに中島(2年)が三塁線を破って二死二、三塁とチャンスを広げると続く横山(2年)の遊ゴロが敵失を誘い3―5の2点差。なおも二死一、三塁と一発が出れば逆転サヨナラという場面を作ったが、最後は河内山(3年)が空振り三振に倒れてゲームセット。あと一歩まで迫った高川学園ナインにはスタンドからは大きな拍手が送られた。
「あきらめない気持ちを常々彼らは持っている。そういう気持ちがプレーに出たことは夏に向けての強みになる」。松本祐一郎監督(38)は選手達の粘りを称えたが、それだけに痛かったのが3点を失った4回の場面だった。
先発・木下(3年)が連続四球で無死一、二塁のピンチ。ここで相手は送りバントを仕掛けてきたが、打球を処理した木下は二塁手のベースカバーが遅れて誰もいない一塁に送球してしまい先制点を献上。さらに2連続適時打を許して試合の流れを英明に渡してしまった。
「四球、バント処理、挟殺プレー。打つ、投げるだけじゃないところも見つめないといけない」と敗因を振り返った松本監督。「これがチームの実力。夏、また頑張りたいと思います」。守備をさらに鍛え上げて夏にまた聖地に戻ってくるつもりだ。












