イタリアが4連勝でWBC1次ラウンドB組を1位で突破した。テキサス州ヒューストンで行われたメキシコ戦に9―1で快勝し、準々決勝進出を決めた。
前日、優勝候補の米国から大金星を挙げた勢いはそのままだった。2回先頭パスクアンティノ(ロイヤルズ)が右腕アサド(カブス)の内角高めのカットボールを高々と打ち上げた。右翼フェンス手前で右翼手がジャンプするもグラブをかすめるように最前列に運び、1点を先制。4回も先頭ベルティ(前カブス)がど真ん中のスイーパーを左中間席へ放り込んだ。
5回は四球と安打で一死一、三塁とするとノリ(フィリーズ傘下)が三塁前へ転がしてスクイズで1点追加。二死後、四球で満塁とするとマーシー(マーリンズ)が2番手の左腕ベルナルディーノから右前に2点適時打を放ち、5―0とリードを広げた。6回にはパスクアンティノが右翼席にこの日、2本目のアーチをかけた。
7回二死後、死球で走者を出すとベリティの中前打を中堅手トーマスが痛恨の失策。一走が一気に生還した。本塁打攻勢にスクイズ、効果的な適時打と大技と小技をミックスした理想的な攻撃だ。
8回は先頭パスクアンティノが右翼席に2打席連発となるこの試合、3発目を放り込んだ。さらにフィッシャーの適時二塁打で9―1とした。
先発したメジャー通算109勝右腕ノラ(フィリーズ)が魂の力投。5回を4安打無失点、5三振1四球と強打メキシコ打線を完全に封じた。7回に安打と四死球で一死満塁とされるも内野ゴロで1失点。8回に3四死球で二死満塁と連続でピンチを招いたが無失点で切り抜け、大きな勝利を手にした。
イタリアが勝ったことで、1次ラウンド突破が危ぶまれた米国もB組2位で準々決勝に進んだ。












