第6回WBCで2大会連続の世界一を目指す侍ジャパンは8日、東京ドームで1次ラウンド3戦目となるオーストラリア戦に臨む。
7日の韓国戦は3点のビハインドを一発攻勢でひっくり返し、最後は8―6で振り切った。大谷翔平(31=ドジャース)や鈴木誠也外野手(31)ら多くのメジャーリーガーを擁する日本代表の戦いぶりは米メディアにも伝えられていたが、「ドジャース・ネーション」は7日(日本時間8日)、試合中の大谷が見せた行動にフォーカスした。
それは2点をリードしていた4回に2ランを食らい、同点に追いつかれた場面だ。試合の主導権を握っていた侍ジャパンにとっては振りだしに戻される痛恨の一発となったが、大谷はダイヤモンドを一周するキム・ヘソン内野手(金彗成=27)に向かって穏やかな笑みをたたえ、拍手も送っていた。
ドジャースでは同僚であるものの、ライバル対決の真っ最中。倒さなければならない相手を試合中にたたえることはもちろん異例だ。
同メディアは「戦いが2人の関係を邪魔することはなかった」「2人がチームメートとして過ごしたのはわずか1シーズンだが、深い絆を築き、シーズンを通して励まし合ってきた。大谷は同点に追いつかれたにもかかわらず拍手を送った。最も激しい競争心を持つ選手の一人が、自チームの利益を脇に置き、友人の活躍を祝福する心温まる瞬間だった」と称賛した。
この一戦では大谷も3回に2試合連発となるソロを叩き込んだ。ドジャース勢の〝アーチ競演〟にもなったが、2人の関係性を物語るワンシーンは感動を呼んでいる。












