WBC日本代表は7日に東京ドームで行われた1次ラウンド第2戦で韓国代表に8―6で逆転勝ち。C組で2連勝を飾り、2大会連続の世界一へまた一歩前進した。

 侍ジャパンにとっては逆境から追いつき、追い越した一戦となったが、初回に挙げた3点のリードを守れなかった韓国側はショックが残る戦いとなった。そんな中でも韓国メディアが注目したのは、大谷翔平(31=ドジャース)のスポーツマンシップだった。

 敗戦から一夜明けた8日、「スターニュース」は大谷を「野球の神様」と激賞し「大谷翔平が韓国と韓国の野球を称賛した」と報じた。同じアジア圏の〝野球大国〟として長年のライバル関係にあるが、大谷は試合後の会見で「どちらが勝ってもおかしくない熱いゲームだったと思います」と話し「(韓国代表は)日本と同じくらい丁寧というか…。本当に手ごわい素晴らしいチームだと思いました」と印象を語った。

 また、ドジャースで同僚のキム・ヘソン(金彗成)が一時同点となる2ランを放った際も、大谷は拍手を送っていた。この行動も踏まえ、同メディアは「能力以上に輝いていたのは彼の『人間性』だった」と脱帽するばかりだった。

 まだ2試合ながら大谷の打撃成績は打率8割3分3厘、2本塁打、6打点。「漫画のような活躍で世界の野球を席けんする大谷。しかし、その恐ろしい成績以上に恐ろしかったのは相手を認め、敬意を払う世界最高の選手の余裕だった」と最大級の賛辞を並べている。