井端弘和監督(50)率いる侍ジャパンは7日、第1ラウンドC組の韓国戦を8―6で制し、これで2戦2勝。オーストラリアと並び、グループ首位に立った。8日にオーストラリアとの全勝対決を制すれば、米国での決勝ラウンドに大きく駒を前進させる。
この2戦での収獲は勝ち負けのみにとどまらない。2月中旬以降の代表召集以降、チームの完成度を測る上でポイントとされた「第2先発」にもメドがついたことだ。
初戦の台湾戦は先発・山本由伸投手のあとを受けた藤平尚真投手(楽天)、宮城大弥投手(オリックス)、北山亘基投手(日本ハム)、曽谷龍平投手(オリックス)の4投手が無失点。この日の韓国戦は、2番手・伊藤大海投手(日本ハム)が4回の最初のイニングにキム・ヘソン内野手に同点2ランを浴びたものの、、6回までの3イニングを被弾による1安打にとどめた。3番手・種市篤暉投手(ロッテ)は1イニングを3者連続三振の圧巻パフォーマンス。2点リードの最終回を無失点で占めたクローザー・大勢投手(26=巨人)とともに、終盤の競り勝ちに大きく貢献した。
どんなに実績や経験値のある投手でも、最初の登板で思うような結果が出なければ、修正するのは難しいというのが短期決戦の特色でもある。特にWBCでは、決勝ラウンドの準々決勝以降は、一発勝負。第2先発以降の投手は、必然的に〝計算できる〟好調の投手から登板させることが鉄則だ。
そこへいくと、2試合8人の救援陣を投入した侍ジャパンで1イニング3失点以上の炎上を招いた投手はゼロ。全員が自信を持てたことは井端ジャパンにとって大きな収獲となったようだ。












