WBC日本代表の侍ジャパンは7日、東京ドームで行われた韓国戦に8―6で劇勝。1次ラウンドC組で2連勝を飾り、2大会連続の世界一へ一つの山場を乗り越えた。

 先発した菊池(エンゼルス)が初回から3点を失う苦しい展開となったが、チーム一丸ではね返した。すぐさま鈴木(カブス)の2ランで反撃ののろしを上げると、3回は大谷翔平(31=ドジャース)、鈴木、吉田(レッドソックス)の1イニング3発で形勢を一気に逆転した。4回に同点に追いつかれたものの、7回に鈴木が二死満塁から押し出し四球を選んで勝ち越し、吉田が中前にトドメの2点適時打を放って勝負を決めた。

 大谷は2打数2安打、1打点に2四球(故意四球含む)で4打席すべてで出塁。2試合で打率8割3分3厘(6打数5安打)、2本塁打、6打点とますます手がつけられなくなっている。

ロッテ、ソフトバンクでも活躍した韓国OBのイ・デホ氏
ロッテ、ソフトバンクでも活躍した韓国OBのイ・デホ氏

 韓国メディア「マイデイリー」によると、日本でオリックス、ソフトバンクでプレーした韓国球界のレジェンド、イ・デホ氏(李大浩=43)は大谷の本塁打だけでなく5回に放った中前打にも脱帽。一死走者なしの場面で大谷は外角に投じられたボール球にバットを合わせ、しっかりとフェアゾーンにはじき返していた。

 この打撃技術にイ・デホ氏は「大谷はホームランを打つだけの打者ではないのです」と舌を巻き、同メディアも「大谷のコンタクト能力が証明された場面だった。決して力だけが強く、ホームランばかりを打つ打者ではないことが証明された」「やはり大谷は抑えづらい。非常に厄介な打者だ。認めざるを得ない」とたたえている。