ヤンキースのレジェンドOBのデレク・ジーター氏(51)が主砲ジャッジを欠くチームに重いメッセージを送った。肋骨の疲労骨折で長期離脱の危機に瀕しているジャッジについて「正直に言ってジャッジはリーグで、いや球界でもかけがえのない選手」と離脱の影響が大きいとする一方で「野球では1人の選手だけで穴を埋めることはできない。これまで期待に応えていない多くの選手の貢献が必要だ」と米メディア「FOXスポーツ」を通じてハッパをかけた。

 これは警告でもある。NYメディア「ピンストライプネーション」は「チザム、ボルピ、マクマーン…ジャッジが去ったことでより厳しい目を浴びる。ヤンキースが肝に命じなければならないのは、ジーターが新たなヒーローを求めていないということだ。既存の選手で実力を発揮できるメンバーだ。もし不振が続けば、ジャッジ不在の間にシーズンを棒に振るようなことになりかねない」とレギュラー陣の名前を並べて奮起を促がした。

 チザムは人のユニホームやバットを使う作戦で調子を上げつつあるが、打率2割3分4厘、8本塁打、マクマーンが打率2割8厘、6本塁打、ボルピが打率2割1分1厘、1本塁打でいずれも期待を裏切る数字が並んでいる。同メディアは「彼らがジーターのメッセージに耳を傾けることができるかどうかが、今夏の運命を左右するかもしれない」とまで忠告した。