WBC1次ラウンド・C組の台湾―オーストラリア戦(東京ドーム)でチェン・ジェシェン外野手(32)が死球を受け、球場は一時騒然となった。

 台湾が2点ビハインドで迎えた6回一死一塁。打席には台湾が誇るスター選手のチェン・ジェシェンが打席に入ったが、カウント0―2から相手投手の投じた3球目が抜け、チェン・ジェシェンの左手に直撃。避け切れず、苦悶の表情を浮かべたチェン・ジェシェンはすぐさまバッティンググローブを取って患部を確認したが、トレーナーらに付き添われながらベンチへと下がり無念の途中交代となった。

 2024年のプレミア12でチームの優勝に大きく貢献しMVPも獲得した主将にはファンからも桁違いの声援が送られていただけに、死球を受けた際には悲鳴や怒号が飛び交う異様な事態に…。チームはこの日の朝にタイガースの若手有望株であるリー・ハオユーが負傷によりチームを離脱したばかり。痛恨のアクシデントが起きた直後のチームということもあり、チェン・ジェシェンの状態は今後の台湾代表の命運に大きく影響しそうだ。