ソフトバンクの笹川吉康外野手(23)と秋広優人内野手(23)が1日、西武とのオープン戦(アイビー)でアベック弾を披露した。2回に笹川が右中間席中段に飛び込む本塁打を放つと、5回には秋広が右翼場外へと消える特大弾を披露。ともにマルチ安打&本塁打で首脳陣にアピールしてみせた。
いずれも会心の一発だった。「6番・中堅」で先発出場したのは笹川。2回、高めに浮いた緩い変化球に対して「謙虚にセンター前」という意識でスイング。高々と上がった打球はスタンドへと吸い込まれていった。これでWBC日本代表との壮行試合、台湾代表との交流試合に続いて1週間で3本目のアーチ。6回にも右前打を放つなど、バットで存在感を放った。
それに負けじと強烈なインパクトを残したのが「5番・左翼」で先発出場した秋広だ。5回、戦闘として打席に入ると甘く入った直球を見事に振りぬいた。「結構強めにスイングして、いいところに当たってくれた。打った瞬間いったかなと思った」という打球は外野席の芝生を越えていく圧巻の場外弾。こちらも侍ジャパン戦に続く、好調を示す一発となった。山川、坂本の下で鍛錬を積み、宮崎春季キャンプスタートから約1カ月。実戦に入っても快音を連発し「飛距離もそうだけど角度というところでも、これまではなかった感覚。練習でやってきたことが出始めているかなと思う」と新たな手応えを口にした。
2002年生まれの同学年である両者。200センチ&194センチのコンビが開花となれば、鷹党にとってはこれ以上ないロマンだ。ともに互いをライバル視することはないが、笹川は「僕が打った後にいつもアイツが打つので。(見ている人の)記憶が塗り替えられる」と冗談交じりにチクリ。高めあいながらレギュラー陣の牙城を崩しにいく。












