DDT28日の横浜大会で、上野勇希の持つKO―D無差別級王座挑戦を控えるKANON(29)が前哨戦に勝利してベルト奪取に弾みを付けた。
3月22日の東京・後楽園ホール大会で王座に挑むKANONはこの日、ビエント・マリグノと組んで、上野、彰人組と対戦した。王座戦を意識した2人は序盤から激しくやりあった。キャメルクラッチでとらえられたKANONは、そのままリフトアップしてマットに叩きつけるなど、パワーを生かした攻撃で観客を沸かせる。最後は彰人を渾身のラリアートで沈めた。
試合後、マイクを持ったKANONは「上野さん、あと1か月切ったけど、KANONでいっぱいになる準備はできましたか?」と呼びかける。そっけない仕草を見せる上野に「俺は上野さんが東京ドームに行くって夢は、心意気はメチャクチャ好きです。だけど、俺は東京ドームの舵取りには興味がない。俺はそのベルトを取って、DDT最強ってことを証明したいだけなんすよ。だから繰り返し言うけど、俺で頭の中をいっぱいにしてくださいよ!」とアピールした。
すると上野から強烈なドロップキックを顔面に叩き込まれて大の字に。その上で「『いっぱいになる準備はできてますか?』じゃないやろ。いっぱいにしてみろ! プロレスラーやろ」とダメ出しを食らった。
これにKANONは「やってくれたな。お前。俺は今、上野勇希で頭がいっぱいだよ。だからあと1か月で必ず、上野勇希だけじゃない。DDT、プロレス界をKANONでいっぱいにしてやるよ!」と誓った。












