【目撃】阪神春季キャンプ(25日、沖縄・宜野座)は最終日を迎えた。全体練習の終了後、雨の影響でナインはユニホーム姿のまま室内練習場に集まり、打ち上げの準備を進めていた。

 その輪に姿を見せた藤川球児監督(45)は、関係者や選手と言葉を交わしながら室内の奥へ。視線の先にいたラファエル・ドリス投手(38)を見つけると、短く声をかけた直後、ふと手が伸びた。胸元のボタンが一つ外れていることに気づき、さりげなく留め直したのだ。

 練習メニューがすべて終わった〝締め〟の時間でも、指揮官の観察眼は緩まない。細部にまで目を配る姿勢が、今季の虎を引き締めていく。(ペン&カメラ・北川智康)