侍ジャパンの菅野智之投手(36)が24日に実戦式の投球練習・ライブBPに登板。打者9人と対戦し安打性の打球は3本とした。
貫禄の投球を見せた。坂本ら捕手陣3人全員を女房役に37球を投じた菅野。古巣・巨人の後輩で侍ジャパンにはサポートメンバーとして参加している中山らに安打こそ打たれたものの、捕手陣と変化球の対応など密にコミュニケーションを取りながら充実の登板となった。
メジャー挑戦1年目を終えて帰国後初めてその勇姿を披露した菅野だが、自身の投球については「日本で投げてたイメージと多分違う投手になってると僕は思ってるんですけれども。コミュニケーションの取り方とか、『捕手が見たいボール』を投げた。いい時間になったと思います」とスタイルチェンジについて言及しながら振り返った。
宮崎事前合宿もこの日が最終日。ここまでアドバイザーを務めたダルビッシュ有投手(39)とも濃密な時間を過ごし、23日には1時間超もの間、2人で言葉を交わした。「聞きたいことをすべてメモに書き出した」と準備万端で臨んだ菅野なだけに「こういう機会をいただいて本当に感謝してます。本当に僕の財産になりましたし、やっと(WBCが)始まるんだなという風に気持ちが引き締まった」と大きな手応えを得ていた。
先輩・ダルビッシュは菅野に対して「リスペクとしている」と思いを明かしていたが、当然、菅野も並々ならぬ尊敬の念を抱えていた。
「(一番尊敬する点は)やっぱり探究心だと思います。探求心の塊というか、もう全てを突き詰めてあそこまで上り詰めた人だと思ってますし。若いピッチャーだったりとか、僕も含めて、質問したことに対して全部わかりやすく、こっちが考えてる答えの、もう120パーセントをね、答えてくれます。僕はまだそういうレベルに達してないと思いますし。あのレベルにいっても、まだなおそういうものを突き詰めて追い求めているところが、やっぱり僕は本当にすごいなと思います」(菅野)
ダルビッシュは合宿終了を機に一旦チームを離脱予定。先輩レジェンドと過ごしたかけがえのない時間を胸に、菅野は自らにとっても悲願である「頂」到達を目指していく。












