米国・MLW(メジャー・リング・レスリング)の世界ミドル級王座を保持する新日本プロレスのKUSHIDA(42)が21日(日本時間22日)、米アラスカ州アンカレッジを拠点とする団体「907 Pro Wrestling」で初防衛に成功した。

 同団体によれば過去に日本人レスラーがアラスカで試合を行った例はなく、米本土の団体の王座戦が行われるのも極めて稀だという。何やら歴史的な一戦に臨んだKUSHIDAは、アーロン・ウエストと激突した。

 エキサイトする両者の戦いは、会場外になだれ込む破天荒な展開に…。マイナス16℃の極寒のなか、上半身裸で一進一退の攻防を繰り広げる。KUSHIDAは氷上へのパイルドライバーで大ダメージを負いながらも、ホバーボードロックで反撃に転じていった。

極寒のアラスカで氷上へのパイルドライバーを浴びたKUSHIDA907-Pro-Wrestling提供)
極寒のアラスカで氷上へのパイルドライバーを浴びたKUSHIDA907-Pro-Wrestling提供)

 最後は会場内のリングに戻り、バックトゥザフューチャー(スモールパッケージドライバー)でウエストから3カウントを奪取。米最北端の地にその名を刻んだKUSHIDAは「アラスカにプロレスがあるなんて驚きでした。北極圏で自分を知ってる人がいて、新日本プロレスが大好きな人もいて、ちょっと信じられない体験でしたが、知名度の高さを会社はもっと誇っていいと思いました。氷の上でパイルドライバー、アラスカの洗礼を浴びました」と充実の表情で振り返った。なお今後は3月8日にフィリピン・マニラの現地団体FPWに参戦し、クアトロとの王座戦に臨む予定だ。