ドジャース・山本由伸投手(27)が21日(日本時間22日)のエンゼルスとのオープン戦(アリゾナ・テンピ)に先発登板し、2回途中を3安打2失点、3奪三振で投げ終えた。昨季のワールドシリーズMVPの登場にスタンドが大きな声援に包まれる中、山本は初回を三振、ニゴロ、三振と13球でテンポよく仕留める完ぺきな投球を披露した。
しかし、2回は先頭のソレアに左翼線に二塁打を許すと、続くアデルの左翼フェンス手前まで運ばれた飛球を左翼に転向したばかりのT・ヘルナンデスが落球。不運な失点を許した。さらに2本の安打を浴び、球数30球になったところでロバーツ監督がマウンドで交代を告げた。
登板後の山本は「試合での感覚が戻ってくるものがあるかな、と思った。しっかり集中してマウンドに上がりましたし、最後にマウンドを降りる時に監督に〝グッドラック〟と言われました。もう1試合あるんで…。しっかり練習して頑張りたいと思います」と笑顔を見せた。
WBCが2週間後に迫り、3月26日(同27日)からMLBが開幕する。「(ドジャースと)話し合いながら決めていきたい。開幕にもしっかり合わせ、バランスを取りながら。とにかく1試合1試合大切にやっていきたい」と気を引きしめた。
昨年は「負ける選択肢はない!」が山本の活躍を象徴するワードとなり、Tシャツまで作られた。報道陣から「WBCで投げない選択肢はあるのか?」とジョークで聞かれると「ない、ない!」と笑い飛ばした。
次戦27日(ジャイアンツ戦)に登板して帰国の予定。ロバーツ監督は「彼は調子を上げて準備を整えようとしている。彼がやるべきことは三振を奪い、効率よくアウトを取ることだ」と米メディア「ABC7」などに話し、WBC後の再合流では4イニング、60球くらいから実戦登板させる考えだという。












