第6回WBCで大会連覇を目指す日本代表のオーダー構想が徐々に固まりつつある。

 侍ジャパンは22、23日に合宿地の宮崎で行われるソフトバンク戦を皮切りに、中日2連戦(27、28日=バンテリン)、オリックス、阪神戦(3月2、3日=京セラ)を経て3月6日の1次ラウンド初戦の台湾戦(東京ドーム)に臨む。代表関係者らの話を総合すると、予行演習となる6試合ではある程度、本番を想定した編成となる見込みだという。

 1番から始まる上位打線には大谷(ドジャース)を筆頭に、鈴木(カブス)、吉田(レッドソックス)、村上(ホワイトソックス)、岡本(ブルージェイズ)のMLB組が並ぶ可能性がある。一方、打線の2巡目以降のつながりを考えた場合、重要になってくるのが上位に回す下位打線をどう組むかだ。

 そこで井端弘和監督(50)ら首脳陣が試案を重ねているというのが「捕手」の打順。今回招集されたのは若月健矢捕手(30=オリックス)、坂本誠志郎捕手(32=阪神)、中村悠平捕手(35=ヤクルト)の3人で、いずれも守備に定評がある顔ぶれとなっている。捕手は負担を減らすため、打席が回る回数が少なくなる8番以降となるケースが多いが、井端ジャパンでは上位との兼ね合いで7番よりも前に置かれる可能性もあるという。

 その場合、8番や9番に高い出塁率を誇り、コンタクト率も高い近藤(ソフトバンク)や牧(DeNA)らが入ることになりそうだ。

 攻撃を途切れさせることなく、どこからでもチャンスをつくり、得点を挙げられる打線はまさに理想的。今大会でも侍ジャパンの中心的存在となる〝世界最強スラッガー〟大谷翔平投手(31=ドジャース)の前に、どれだけ多くの走者を置けるかも重要だ。決戦の幕開けが徐々に近づく中、井端監督はどんな最適解を導き出すのか。