ドジャースの大谷翔平投手(31)は17日(日本時間18日)にアリゾナ州グレンデールで、今キャンプ初めて実戦形式の「ライブBP」に登板した。打者4人と対戦し、18球を投げて安打性1本、2三振、遊ゴロだった。最速98マイル(約157・7キロ)をマーク。順調な仕上がりを印象付けた。

 先頭の左打者シアニはフォーシームを捉え、大谷の足元を襲う中前打。

 2人目のT・ヘルナンデスはスプリットで遊ゴロ。

 3人目のパヘスはフォーシームで空振り三振。

 4人目のタッカーは内角低めのフォーシームで見逃し三振。

 フリードマン編成本部は「本当に良かったと思う。もちろん2月だから、そこは全員について慎重に見ていく必要はあるけどね。ただ、ショウヘイに関して言えば、WBCではDHとして行くので、投手として投げることはない。そこについては彼としっかり話し合った」と3月のWBCで投げる可能性をあらためて否定するとこう説明した。

「手術明けの昨年は10月まで投げ続けたばかりで、そこからこの強度にすぐ戻るのはかなり急なスケジュールになる。今年も10月まで戦う構想があって、彼はそのマウンドで大きな役割を担う存在。そして彼自身も今後8年間は投げ続けたいと思っているし、我々も彼に8年間投げてほしいと思っている。そういうすべてを踏まえて、慎重に判断した」

 その上で内情を「彼とはしっかり話し合い、彼も理解してくれた。競争心の強い彼としては好きな決断ではないけど、理解はしてくれた」と明かした。試合展開で急きょ登板する可能性について「ないと思う。侍ジャパンともショウヘイとも話しているし、みんな理解している」と断言した。

 今季、大谷はサイ・ヤング賞に興味を示している。

「難しいかもしれないけど、彼についてはできない方には賭けない。本人がそう言っているし、投球面では『使命感を持っている』ように見える。彼が使命感を持っているときは、いつも良いことが起きる」と期待を寄せた。