パドレスが16日(日本時間17日)、ウォーカー・ビューラー投手(31)とマイナー契約を結び、衝撃が広がった。
昨季のビューラーはレッドソックスで開幕を迎え、22試合に登板して防御率5・45。8月に解雇された後、フィリーズで3試合に登板して3勝(先発2試合)、同0・66の成績を残してFAとなった。新天地がなかなか決まらない中でのパドレス入りとなったが、ドジャースに在籍した2021年にはエースとして16勝を挙げ、24年のワールドシリーズでは胴上げ投手にもなった実力者のマイナー契約は少なからず驚きを与えた。
ただ、22年8月に2度目のトミー・ジョン手術を受けたことも影響しているようだ。24年に復帰して以降のシーズン防御率は5・38、4・93で精彩を欠いている。
パドレスの専門メディア「フライヤー・オンベース」は、ビューラーの獲得をドライながらも好意的に受け止めた。「ビューラーが再び本物の先発投手として機能すれば万事OK。定価を払わずにローテーションの安定性を確保できる。機能しなければ、パドレスは何にも縛られることはない」。
一方、ビューラーにとってもライバルたちとの競争に勝ち抜ければ、再びメジャーの舞台に立つ道が開ける。また「パドレスが起用する意思を示さなければ、春季キャンプ終盤に契約解除条項を行使し、他の機会を探せる」と〝ウィンウィン〟だとした。
パドレスにとってはリスクを最小限に抑えながらチャンスを与え、復活すれば十分な見返りを望める。同メディアは「これは先発ローテーションのセーフティーネットであり、成長の余地も秘めている。パドレスが買ったのは確実性ではない。選択肢だ。そして今春の状況下では、これが最も賢明な選択といえるだろう」と結んでいる。
パドレスとビューラーが在籍したドジャースは同地区の激しいライバル関係にある。ワールドシリーズ3連覇を目指す古巣の前に立ちはだかるのか、今後が注目される。













