〝春の主役〟はもう決まったのか。MLB各球団のキャンプ地で投手・捕手組が一斉合流した直後、タイガースのエース左腕タリク・スクバル投手(29)もフロリダ州レークランドでブルペン投球。15日(日本時間16日)に動画をインスタグラムに投稿すると、そこに即座に反応したのが今オフにレッドソックスからカブスへFA移籍したアレックス・ブレグマン内野手(31)だ。インド系の米メディア「スポーツキーダ」が、こうしたスクバルを巡る動きについて詳細に伝えている。
スクバルに関しては、今オフの〝仲裁裁判騒動〟が尾を引く。球団提示額を退ける格好となり、2026年の年俸は仲裁史上最高の3200万ドル(約50億円)に到達。ア・リーグで2年連続サイ・ヤング賞受賞の快挙を成し遂げた最強左腕が、開幕前から「値札」と「期待」を同時に背負う構図だ。だからこそSNSで示したのは単なる調整風景ではない。当然ながら〝年俸闘争があろうとも、我が左腕はこの通り健在だ〟というアピールになる。
言うまでもなく近々の焦点は、3月開幕の第6回WBCだ。スクバルとブレグマンはともに米国代表に名を連ね、同大会に臨む。ブレグマンは17年大会の優勝メンバーで、今冬は新天地で5年1億7500万ドル(約268億500万円)の破格契約を結び、シカゴのみならず米国代表内でもリーダー役が期待される。だからこそスクバルにSNSを通じ、明快なメッセージを送った。
そして代表入りしたスクバルの「勧誘役」として同メディアから名前を挙げられたのが、ポール・スキーンズ投手(23=パイレーツ)。言わずと知れた2025年ナ・リーグのサイ・ヤング賞を満票で獲得した怪物右腕だ。実際にスクバル自身もいち早く米国代表入りを表明したスキーンズからWBC参加についてラブコールを送られたことを明かしており、「USA」のユニホームを身にまとう決断に時間はかからなかったという。
スクバルは「3月の熱気が4、5月の注目度を押し上げる」とも強調し、WBCを〝野球界の起爆剤〟と位置づけている。米国代表のローテーション入り候補には「最後の花道」となるクレイトン・カーショー投手(37=前ドジャース)や、ローガン・ウェブ投手(29=ジャイアンツ)らあまたのスーパースターも名を連ねる。サイ・ヤング級の投手も含めたスーパースター、そして経験豊富なレジェンドまでそろう米国代表は大谷翔平投手(31)ら侍ジャパンにとってやはり最大の脅威となりそうだ。













