巨人のスペンサー・ハワード投手(29=前楽天)が16日、那覇春季キャンプで行われたライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板。打者7人と対戦し、3奪三振、2四球、安打性の当たり0本だった。最速は152キロを計測した。

 来日2年目のハワードは「去年のこの時期は張り切りすぎたのか飛ばしすぎた」と昨年を振り返り、「今年はそれより抑えめにして、一昨年以前の状態と同じくらい」を照準に、順調にコンディションを整えている。

 昨季は9試合に先発で5勝1敗も、シーズン中はケガによる離脱を複数経験。「腰回りや股関節がうまく使えていなかったのが原因だと分かった。そこを踏まえたトレーニングや処置も含め、今年はしっかりケアしていく」と意気込んだ。

 野球だけでなく私生活での適応も糧になっている。「去年は初めて異国に来て、全く日本語が分からない環境に身を置いたのが戸惑った」と語る一方、「今はなんとなくどんなことを話されているか分かるから幾分楽」と疎外感から徐々に解放されつつある。

 最近知った日本語について尋ねられると、『キョネン』と即答。取材では、楽天で過ごした去年との比較が話題になることが多いことも影響しているかもしれない。今季はその〝去年〟の経験を糧に飛躍を期す。