日本ハムの新庄剛志監督(54)が今季から導入される「拡大ベース」を活用した〝盗塁爆増〟を狙っている。
新たなベースは従来のものより一辺が約7・6センチ長く、塁間が約15・2センチ短くなる計算。すでに1日から始まった春季キャンプで各チームに取り入れられているが、日本ハムでは想像以上の出来に足を絡めた攻撃がますます増えそうな雲行きだ。
15日の楽天との練習試合(金武)では初回から五十幡、郡司に相次いで二盗を指示。両者とも余裕を持って成功させると、8回には途中出場の矢沢も二盗を決めた。新庄監督は「ベースが大きくなった分ね。ほとんど(盗塁は)セーフですね」とニンマリ。「(昨季より塁間がおよそ)14センチ変わってるわけだから。そりゃあねえ」と不敵な笑みを浮かべながら盗塁の重要性を訴えた。
近年の日本ハムでは四球や進塁打などを駆使しながら1点をもぎ取る「セコセコ野球」を実践。加えてレイエスを中心とした長距離打者の活躍もあり、昨季はパ・リーグ4位の79盗塁にとどまった。だが、ベースの拡大によってメリットが増えた盗塁を無視するわけにもいかない。直近の実戦で盗塁を積極的に仕掛けるのもこのためだろう。
「今、ちょっと挑戦したいんですよね。どれだけリードを大きく取って、(投手の)クイックでこのキャッチャーならどれぐらい(ベースの)前でアウトになるとか。(盗塁成功の)確率、高くなってくるからね」
昨季は楽天が110盗塁でトップだったが、新庄監督が走者を動かしまくればリーグ全体がかき回されるかもしれない。













