レッドソックス4年目のキャンプを迎えている吉田正尚外野手(32)が米メディアから厳しい質問を浴びせられ、素直に心中を吐露している。これまでトレードの噂が絶えないことに「難しいですね。今はそんなこと考えていません。ただ、いいパフォーマンスをすること、いいプレーをすること、一生懸命にプレーすることだけを考えている」と14日(日本時間15日)に「マスライブ」などを前に話した。

 右肩に不安を抱えることからDHを務めたが、外野手4番手のトリントン・カサスもDH候補に上がるなど危うい状況にある。契約期間が残り2年で3700万ドル(約56億5000万円)あることでトレード話も簡単には進まない。そういった事情も理解しており「トレードがこっちほど頻繁に起こるのは日本で経験がない。選手をトレードするなら両チームの合意が必要でしょう。だから難しいでしょう。ビジネスの一部ではあるけど、こっちに来て新しい経験だということを言っておきたいです」などと話した。

 厳しい立場ながら状況を冷静に受け止めている吉田。米メディア「ラウンドテーブル」は「トレードが実現しない限り、レッドソックスは彼を起用するための創造的な方法を見つける必要がある。しかし、現状ではポジション争いというより、彼が最終的にどこに着地するかを見極める待機状態に近い」としている。

 WBCを控え「特別なこと。いいパフォーマンスをして日本のファンを喜ばせたい」と意気込み、シーズンについては体調面と相談しながら「状況次第です。でも何でもやりますよ」とアピールしていた。