来月開催のWBCに臨む侍ジャパンの事前合宿が14日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎でスタートした。

 1万6000人の観衆を集め、大会連覇を目指す侍ナインに多くの声援が飛んだ。午後に行われた打撃練習では、チームを激励に訪れた松井秀喜氏(51=ヤンキースGM付特別アドバイザー)が野手陣の状態をチェック。練習の合間にナインと和やかに言葉を交わす場面が見られた。

松井秀喜氏(右)に声をかけられ、恐縮する阪神・佐藤輝明
松井秀喜氏(右)に声をかけられ、恐縮する阪神・佐藤輝明

 昨季セ・リーグMVPで本塁打、打点の2冠に輝いた佐藤輝明内野手(26=阪神)とも談笑。松井氏は「個人としてもすばらしいシーズンを送られたので、おめでとうございますと(伝えた)」と会話の内容を明かした上で「自分は子供の時にタイガースファンだったよ」とも語りかけたといい、虎の大砲と積極的にコミュニケーションを図った。

 松井氏は、大きな飛躍を遂げた佐藤輝について「パワーというか、スイングの強さを見ただけでも感じた。だいぶ前に、たまたま見た時に比べて確実性というか、ボールを芯で捉える、自分のゾーンをしっかり捉える確率が高くなっていると感じた」と成長を実感。球界を代表するスラッガーへと駆け上がる虎の大砲に目を細めていた。