保険問題やルーツ問題など出たくでも認められない選手が多数いる一方でマリナーズ右腕ブライアン・ウー投手(26)自らの調整を理由に米国代表を辞退している。昨季は15勝6敗、防御率2・94の活躍でチームをポストシーズン進出にけん引した。カル・ローリー(米国)、フリオ・ロドリゲス(ドミニカ共和国)、ジョシュ・ネイラー(カナダ)らと同様に国際舞台に招待された。

 コンディションにも問題はなかったが、ウーは「やりたかったよ。あの(代表)チーム、あのロッカーにいたいと思うけど、ただ賢くやろうとしているだけなんだ。負担が増えることを賢く考えたかった。早い段階からの準備、シーズン序盤で高い負荷のイニングをこなすこともある。僕の目標はシーズンで200イニングを投げて、すべてに先発登板すること。今年はそれを達成する飛躍の年になるからね」と目標達成を優先した結果と地元メディア「シアトルスポーツ」などが伝えている。 

 昨年9月に右胸筋の炎症で約1か月、戦列を離れた。ポストシーズンで復帰登板を果たしたが、調整の重要性を再認識。慎重を期しているだけに「もし数年間、健康で仕事量も安定していたら状況は違っていたと思う。とにかく賢く対処しようとしているだけです」と強調した。