ドジャース・大谷翔平投手(31)は13日(日本時間14日)、アリゾナ州グレンデールのキャンプ施設でドジャース3年目のキャンプ初日を迎えた。いきなりブルペンに入り、27球を投げた。練習後、会見に応じ、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、完全復活する二刀流などの意気込みを語った。主な一問一答は以下の通り。

 ――いつキャンプ地に入ったのか。仕上がりは

「2月の頭ぐらいに入って。ブルペンも今日で3回目ですかね。いい状態で投げているので、順調だと思います」

 ――WBCについて

「前回もいい試合が多かったですし、野球界にとっての大事な大会だと思うので、全力で楽しみにしてます」

 ――ケガやリハビリなしのオフシーズンだった

「そうですね。ようやく通常のオフシーズンを過ごすことができたので。はい。短かったのはね、いいことではあるのかと思うので、その短い間の中で十分に準備はできたのかなと思います」

 ――NYのMVPディナーで英語でスピーチ。アイアトン通訳はついにお役御免か

「(笑いを堪えて)いや、必要ですね。誰かがね、意地悪な質問とかしてくるので、それをうまく回避するために必要かなと思います」

 ――サイ・ヤング賞は目標か

「そうですね。獲れればもちろん素晴らしいと思いますし、その付近に行くということはそれだけイニングも投げてるということだと思うので、健康でこう1年間回れれば、まずはそこが一番やるべきことかなと思ってます」

 ――二刀流復帰して、あらためて学んだこと

「久々にまず、まあ後半からでしたけどね。2つやることのリズムにまず慣れてきたというのと、2年前はDHでポストシーズン出てましたけど、やっぱり2つこう出ながら短期の中で大事な試合をこなしていくっていうのは、それなりにやっぱり負担のかかることではあるなとは感じたので、すごいいい経験ができたのかなと思っています」

 ――WBCに出る中で、投手としての調整は

「まだWBC期間中にどういう風に調整できるのかってのはちょっとわからないので、今のうちにまずはライブBPもこなしたいですし、そのための今日のブルペンだったとは思っているので。また来週ライブBPが投げられれば、いい状態で持っていけるのかなと思っています」

 ――ドジャースでフルの二刀流は初だ

「さっきも言いましたけど、まずは健康で、どちらも、投打1年間しっかりと回ることが重要だと思うので、それがチームにとっても自分にとってもすごく大事なものだなと思います」

 ――ポストシーズンでの二刀流のアプローチは

「さっき言いました緊迫感。緊迫感のある試合の中で、こう短期でこう連続して試合を回っていくっていうのは、みんなそうですけどね、キツい部分はあると思うので、それは去年、2年前ですかね、DHで出ましたけど、それと去年のまた別の感覚ではあるので、また別の作業だったのかなとは感じてます」

 ――(同じキャンプ地の)ホワイトソックスの村上選手には会ったか

「まだ会ってないですね。何回かこう、テキストでやり取りはしましたけど、実際にはまだ会えてないので。WBCも来ますし。はい。また、いろいろ話せればうれしいなと思います」

 ――WBCで投げないのは自分の決断か

「いろいろ話しながらっていう感じですね。チームの、なんて言うんですかね、意向もありますし。あと、僕の感覚と。そこを折り合わせながら、DHはもちろん問題なく出られるとは思うので、そのための準備だけしっかりしてたって感じですか」

 ――(投げない)もどかしさはあるか

「どうなんすかね。去年も後半からでしか投げてないですし、まず1年間回って投げた後に、これのタイミングがくれば、また全体的な捉え方、僕も含めて違ったんでしょうけど、やっぱ今の段階だと正直、難しいのかなっていう感じは納得はしてますね」

 ――保険の問題ではないということか

「そうですね、はい。保険の兼ね合いのフィジカルはもうやって通ってるので。はい、そこは問題ないのかなとは思ってます」

 ――アスリートとして何を目指すのか

「どうですかね。ワールドシリーズで勝つのも、WBCで勝つのも、そこでMVPになるのも、1回やればいいっていうものではないので、それを継続して初めてこう一流の選手に、そう周りが評価してくれるのかなと思うので、1回より2回の方がいいですし、2回より3回の方がいいですし、そういう感じで積み重ねていくことがやっぱり、うん、大事なのかなと」

 ――満足せずにリセットできるということか

「うん、満足したらやっぱりもう終わる時だと思うので、現時点でそう思ってないですし、逆に言えばそう思った時にやめればいいのかなと思います」

 ――WBCのメンバーは調べたのか

「勉強中です」

 ――どういう風になじんでいきたいか

「まずはグラウンドの中でコミュニケーションを取れるのが一番いいのかなと思いますし、雄星さんも行ってみたんですけど、まだちょっとこちら側から僕らが時間かかるので、大会が始まるまでにそこまで時間ないと思いますし、本当にグラウンドの中でコミュニケーション取れればいいのかなと思います」

 ――日本に戻るまでに打席とイニング数のメドは

「打席は問題はないかなと。今日もライブBPも時間があえば立とうかなと思ってましたし。はい、そこは問題なくできます。さっきも言った通り、ライブBP、投げるのに関してはこっちでやれることは全部やってから行ければ、シーズンに対してこう不安なく持っていけるのかなと思います」

 ――ライブBPに登板した山本への期待は

「由伸ですか。僕の期待がどうのこうのは関係ないと思うので。ファンの方の期待に十分応えてると思いますし、僕も由伸もみんなそうですけどね。毎年、終わったことは終わったことなので、今年また勝つことに集中できればいいんじゃないかなと思います」

 ――山本の今日のピッチングについて

「いや、素晴らしかったと思いますね。まだまだこう上げていく段階だと思います。球速とかに関してはね。コマンドも素晴らしかったと思いますし。(アナリストの)ウィルの反応見た感じ、球もやっぱりこう来てる感じはしてると思うので、素晴らしかったと思います」

 ――オープン戦での打席数は上げるのか

「いや、無理に上げていこうとは思ってはないですかね。今までのスケジュール通り、普通のキャンプ過ごしたら多分60ぐらいですかね。立てる、そのトラジェクト(マシーン)とかも含めて、(60打席)立つ感じにはなると思うので、その半分と考えたら3、40ぐらいでいいのか。向こうに行ってからまたちょっと打席に立つと思いますし、それでいいのかなとは思ってます」