全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・宮原健斗(36)が〝令和のチャンピオン像〟を示した。

 宮原は25日の千葉・幕張大会で、シャットダウン・スープレックスホールドで2メートル13センチのタロースを下しV4に成功。試合後には、斉藤ジュンから2月23日大田区大会での挑戦を表明されたが、弟・レイの復帰戦が同日に行われることを懸念し「アウェーの中ではやらない」と対戦を拒否した。

腕も届いた!タロース(上)をシャットダウンスープレックスで仕留めた宮原健斗
腕も届いた!タロース(上)をシャットダウンスープレックスで仕留めた宮原健斗

 勝利したとはいえ、今回戦ったタロースに対しても〝超ヘビー級〟であることを理由に、当初は王座戦を拒否する姿勢を示していた。王者らしからぬ2戦連続での及び腰な姿勢について、取材に応じた宮原は「ノーと言えるのもチャンピオン」と胸を張った。誰の挑戦も受けるのが王者たるべき姿勢だが「それは昭和でしょ。今は令和ですから。そういう時代は終わりました」と主張した。

 さらに今回の拒否には業界への提言も含まれているとし「出てきてすぐ〝挑戦を受けます〟では面白くない。ノーを突きつけて、そっからいろんな選手が声を出してもいい。早く決まりすぎよ、今のプロレス界は。(対戦相手の決定が)遅くても、そこまでの過程を楽しんだっていいわけ」と持論を展開した。

独自の理論を長々と説明する宮原健斗
独自の理論を長々と説明する宮原健斗

 会社に向けても「『チャンピオンがノーと言ってますけど、どうしますか』ってPWF(3冠王座認定組織)と話し合う。それが普通でしょ」と言い張る。それでも「2月23日に3冠戦はやります。ただ斉藤ジュンは受けない」と強調。果たして誰の挑戦を受けるのか。