全日本プロレス25日の千葉・幕張大会で、佐藤光留(45)に代わって出場した諏訪魔(49)が、鈴木秀樹(45)、田村男児(26)とともに全日本プロレスTV認定6人タッグ王座を奪取した。

 当初は光留が鈴木、田村と組んで王者組の大森北斗&他花師&羆嵐に挑戦する予定だった。ところがスケジュール重複のため参戦が困難となり、諏訪魔が代打出場することとなった。

諏訪魔は大森北斗にバックドロップ!
諏訪魔は大森北斗にバックドロップ!

 試合は挑戦者組の急襲でスタート。全日本所属ではあるものの、昨年9月の後楽園大会以来約4か月ぶりの参戦となった諏訪魔は、場外で北斗、他花師と激しい攻防を展開した。

 10分過ぎ、鈴木と田村が王者組に排除され、諏訪魔はリング上で孤立。他花師&羆嵐に担がれた北斗から、合体の雪崩式ブレーンバスターを狙われた。しかしクラッチが抜けて北斗だけがマットに叩きつけられる形になり、九死に一生を得る。ここぞとばかりに諏訪魔は王者組3人に連続でラリアートを浴びせ、リング上に北斗を孤立させる。復活した鈴木とともににドロップキックを発射し、最後はバックドロップで3カウントを奪った。

 晴れて第12代王者組となった諏訪魔だったが、バックステージでは「久々に全日本に来たら、どうなってるかと思ったけど、軽いな。厳しさが全然足りねえよ」と指摘。「エボリューションが厳しいプロレスっていうものをみんなに叩き込んでやる」と自身が率いる団体を引き合いに出し、声を荒らげた。

 その後はなぜか田村と小競り合いが発生。鈴木から「なんで久しぶりに会ってケンカするんだよ」と制されながらも、互いにののしりあいながら控室へと引き揚げていき、新王者組には早くも暗雲が垂れこめていた。