ドジャースのボビー・ミラー投手(26)にエンゼルス移籍が浮上した。米メディア「クラッチ・ポインツ」が24日(日本時間25日)、報じた。

 2020年のドラ1右腕・ミラーはデビューイヤーの23年にいきなり先発で11勝(4敗)の好成績を残し、次代のエースと呼ばれた。しかし、翌24年からは右肩の炎症などで登板機会が減り、昨季は2試合の登板で防御率12・60という不本意な成績に終わった。ドジャースの先発陣は隙がないほど充実しており、ミラーは放出候補として何度も名前が挙がっている。

 同メディアは「エンゼルスにとって、ニーズと同じくらい重要なのはタイミングだ。ペリー・ミナシアンGMの下、フロントオフィスは既に、特に先発陣において上昇志向のためにリスクを負う姿勢を示している。グレイソン・ロドリゲスとアレック・マノアの獲得は安全よりも上限を重視した戦略を反映している。ミラーは財政的な妥協を強いることなく、その戦略に合致している」と指摘。

 さらに「マイク・マダックス投手コーチの存在もこの計算をさらに裏付けている。マダックスのアプローチは、特にミスの許容範囲が狭まっているパワー投手に対して、シンプルな操作性と反復的な実行を重視している。ミラーの苦戦は体力の衰えではなく、タイミングとコントロールに起因していた」とエンゼルスは理想的な新天地だと伝えた。

 今季からエンゼルスの投手コーチに就任したマイク・マダックス氏は殿堂入り投手グレッグ・マダックス氏の兄で、名伯楽として知られる。ドジャース・大谷翔平投手(31)の逆バージョンで、ミラーは青から赤のユニホームに袖を通すのか。