新日本プロレス来年1月4日東京ドーム大会で引退試合(vs オカダ・カズチカ)に臨む棚橋弘至(49)が、最愛の子供たちに最後の雄姿を見せる。
引退まで残り7日となった28日に取材に応じた棚橋は「もうあと7日なのか…」とダジャレを交えつつ「年内最終戦(22日)の後楽園が終わって『あと1個か』ってなった時にようやく実感したというか。じわじわ追い詰められてる感じがしますね」と感慨深げな表情を浮かべた。プロレスラーとして過ごす最後の1週間となるが「特別なことはしないですね。いつも通り道場かジムに行って練習して、食事を気をつけて」と自然体を強調する。
現在は米AEWのトップ選手として活躍するオカダとの試合は、2010年代の新日本プロレス人気V字回復を象徴した黄金カード。その試合の勝者がプロレス界の顔となることを意味していた。だからこそ最後の最後に実現する大一番でも、勝利にこだわるつもりだ。「『棚橋すごいじゃん』『まだまだ引退するのもったいないよ』と言われる方がいいじゃないですか。惜しまれながら去って行った方がヒーロー感があるので。引退試合なんですけどベストパフォーマンスが目標です。その延長線上でオカダに勝つ。(通算戦績で)だいぶ負け越してますんで」と腕をぶした。
約26年のキャリアの集大成となるラストマッチには、大学生4年生の長女と大学2年生の長男も久しぶりに観戦に訪れるという。「小さいころ以来ですね。(1・4ドームに観戦に来ていたのは)小学校低学年くらいまでですかね。いつもお正月は嫁と岐阜に帰省していたので。(引退試合を)一番見てほしいのはやっぱり子どもたちですよ。棚橋弘至というレスラーがちゃんといたんだよって。誇りをもってほしいなって思いますね」と柔和な笑み。「家の中では嫁に怒られてる姿しか見せてないので、本当はかっこいいんだよ、割とエースなんだよってところを…ハハッ。カッコいいお父さんを目に焼きつけてほしいかな」と誓った棚橋が、万感の思いを抱き超満員の東京ドームのリングに立つ。












