今年3月にアイドルグループ「SKE48」を卒業した東京女子プロレスの荒井優希(27)が、新たなスターとなった1年を振り返った。4月からプロレスに専念してきたことには「すごく濃い時間を過ごせて、あっという間に感じています」と充実感をにじませた。

 7月21日の大田区大会では、団体最高峰のプリンセス・オブ・プリンセス王座を保持していた瑞希に初挑戦したが惜敗。「(同王座は)先輩たちや強い人が持っている印象だった。それに自分が挑戦できるところまできたのがうれしい。試合をしてみると自分の未熟さが浮き彫りになって、終わってから2週間ぐらいは、めちゃくちゃ落ち込んでました」と悔しさをかみしめた。

 2025年度プロレス大賞では、スターダムの上谷沙弥が女子初の最優秀選手賞(MVP)を獲得。21年に新人賞を受賞した荒井は「女子がMVPになったのがすごいし、東京女子から自分も続きたい気持ちはもちろんある。そういう時(プロレス大賞)に名前が出るようなプロレスラーになることが夢というか、ならなきゃいけない」とさらなる飛躍を誓った。

 27日に行われた東京女子の新宿フェイス大会が年内ラスト興行。荒井はメインの選手19名によるランブル戦に出場したが途中で敗退し、同試合は瑞希が制した。「負けちゃったけど、東京女子を楽しんでいる感覚になれて、すごく良かった」と笑顔で25年を締めくくった。