新日本プロレス22日後楽園ホール大会で、棚橋弘至(49)が藤田晃生(23)との最後のファイナルロードを勝利で締めくくった。
来年1月4日東京ドーム大会で引退試合(VSオカダ・カズチカ)を控える棚橋の年内最終戦の相手は、今年の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」で史上最年少優勝を果たした藤田となった。掟破りのハイフライフローを決められた棚橋だったが、Abandon Hopeはツイスト&シャウトで切り返す。スリングブレイドからハイフライフローを投下した。
これを間一髪で回避されてしまうと、ジャーマンスープレックスで反撃を許す。手をつかみ合った状態でのエルボー合戦から強烈なチョップを叩き込まれた棚橋だったが、走りこんできた藤田にカウンターのスリングブレイドを発射。ダルマ式ジャーマンからハイフライアタックでなぎ倒し、最後はハイフライフローで華麗に圧殺した。
試合後のリング上でマイクを握ると、客席からは「棚橋、辞めるな!」の声も…。棚橋は「その気持ち、うれしいよ。いま僕の胸に去来するのは、感謝、そして東京ドーム満員の風景、そしてそこで喜んでいただいている皆さまの笑顔です」と応えた。
代名詞のエアギターパフォーマンスを繰り返し、超満員の後楽園ホールには「棚橋最高」のチャントが響き渡った。感極まった棚橋は男泣きしながら「応援ボードはズルいよ。でも本当にありがとう。本当にプロレスラーになれて、本当に幸せでした」とあいさつし、「愛してま~す!」の大合唱でラストイヤーの2025年を締めくくった。
1999年10月10日にデビュー戦を行った聖地での最後の試合を終えた棚橋は「2000年代、何とか後楽園ホールをいっぱいにするところから始めましょうということでね。初めていっぱいになって、盛り上げてっていう日のことをよく覚えているし」と感慨深げな表情。
「早かったね、2025年も。何でこんなに早いのかなって…一生懸命だったからだと思う。良かった…良かったよ。今日の後楽園ホール、そして来年1月4日東京ドーム大会(が超満員になって)。棚橋弘至がプロレスラーになった意味、あったじゃん。2026年も新日本プロレス、最強の布陣で、全力で頑張っていきますので、ちょっくら付いてきてください」と目に涙を浮かべながら、決意を明かしていた。













