女子プロレス「スターダム」のワールド王座を保持する〝闇に落ちた不死鳥〟上谷沙弥(29)が、まさかの「金一封」を渡した。

 V8戦(29日、両国国技館)で安納サオリを迎え撃つ。8日の東京・後楽園大会での前哨戦で同じ極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の刀羅ナツコ、琉悪夏、稲葉あずさと組み、この日復帰した宿敵・舞華&ジーナ&安納&玖麗さやかと対戦した。

 奇襲攻撃を仕掛けられたヘイトだったが、得意の場外乱闘に持ち込むと敵軍を客席に投げ飛ばし圧倒した。その後安納と蹴り技で火花を散らした上谷は舞華のパワーファイトに大苦戦。雪崩式ブレーンバスターをくらうとグロッキー状態になってしまった。

 10分過ぎ、舞華にパイプ椅子を振り上げた上谷だったが、安納に阻止され殴りつけられ悶絶。最後は舞華に変型みちのくドライバーIIを決められ3カウントを献上した。

 試合後、バックステージに現れた上谷は「ああ舞華、よりによってお前かよクソ! でもなたった1回の勝利でアイツの8か月間の欠場の穴を埋められたと思うなよ」と宣戦布告。そして安納にも「お前スイッチ入るの遅いんだよ! お前ら全員片っ端からぶっ潰してやるから待っとけよ」と言い放った。

 この日の敗北に悔し気な表情を浮かべた上谷だったが、「今日のことは一旦置いておいて…」と語り始めると不敵な笑みを浮かべた。「あと少しでプロレス大賞の発表がやってくる。普段の感謝の気持ちを込めて? まあ感謝されるのはこっちなんだけどね…今日は金一封持ってきたんで。おい東スポ、普段記事ありがとうな!」とコスチュームの中から取り出した「金一封」を握らせ強めに念押しした。

 去り際には「男子プロレスラーには負けられないからな…お前ら頼むよ!」とどこかで聞いたことがあるようなセリフをつぶやきながら控室へ姿を消した。

上谷沙弥から送られた金一封の中身
上谷沙弥から送られた金一封の中身

 大会後、封筒の中身を確認すると、入っていたのは1万円札ではなく長文の手紙が…。「そろそろ、プロレス大賞発表の時期がやって来ますね。沙弥様は今年1年プロレスのことだけを考えてすごしました。(中略)観衆も増え、会場の雰囲気も良くなりました。きっと沙弥様の記事のインプレッション数はかなり伸びていることでしょう。(中略)どうか沙弥様にMVPの清き1票をよろしくお願いいたします」とまたしてもプロレス大賞のMVP取りを猛アピール。最後には「PS.来年2月20日に自伝の発売が決定しました。是非買ってくださいね」とちゃっかり自伝の宣伝まで添えられていた。