阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が、2日に大阪市内のホテルで行われた「掛布雅之氏 野球殿堂入りを祝う会」に出席。同時代をともに戦い抜いた「虎の4番」を〝岡田節〟で祝福した。

 自身の阪神入団前年に当たる1979年に、掛布氏は48本塁打をマークし本塁打王のタイトルを獲得。「そらすごいと思ってたよ。俺も神宮球場に見に行っとったもん。(早大在籍時の)4年生の時にな。2階席から何回もな」と岡田顧問は当時を振り返る。6球団競合ドラ1として阪神に入団した野球エリートでさえ、当時は「俺なんかレギュラー取れるの? って思ってたもんな」とレベルの高さを肌身で感じていたという。

「時代がちゃうからなあ。一匹狼の集まりやったからな。ハッキリ言うて。チームプレーという言葉なんか聞いたこともなかったわ(笑い)。それは高校野球やって言われとったな。チームプレーなんてのはな。プロ野球は一番嫌な奴がセカンドにおってもヒット打たなアカンな。一番嫌な奴がヒット打てもキャッチャーにぶつかって1点取りに行かなアカン。それがプロ野球やと思ってたから」

 特濃のメンバーばかりが揃っていた昭和のプロ野球界を、岡田顧問はどこかうれしそうな声色で回顧していた。