女子プロレス「スターダム」のタッグリーグ「ゴッデス・オブ・スターダム」を初制覇したNEW BLOOD(NB)タッグ王者・さくらあや(29)&玖麗さやか(25)の「さくらら」が、あの伝説タッグを超える。
30日の優勝決定戦(浜松)ではゴッデス王座を保持する極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の刀羅ナツコ&琉悪夏と激突。相手のパワーと極悪殺法に苦しめられたさくららだったが、最後は好連係をサク裂させて、玖麗が刀羅を丸め込み3カウントを奪った。試合後には、改めてゴッデス王座に挑戦を表明。「私たちが史上初の2冠チャンピオンになります」と宣言した。
さくらは2023年3月に、玖麗は同年12月にデビューした。入門時期はさくらの方が早かったが、デビューから4か月で腰の負傷により長期欠場を強いられ昨年3月に復帰。その間にデビューした玖麗とは同じ「コズミック・エンジェルズ(CA)」に属しながらも、お互いを意識し合う関係が続いた。
当時を振り返ったさくらは「自分が休んでる間に、玖麗が活躍して注目されていることに嫉妬してました。だから『私が先に』っていう譲れない思いがあったので、当時は組んでいてもうまく連係が取れなかったですね」と明かす。
そんな2人が初めて同じ目標を持ったのは、24年6月に当時のNBタッグ王者・羽南&飯田沙耶に挑戦した時だった。挑戦するにあたり、当時のリーダー・中野たむをはじめCAの先輩たちに練習を見てもらい、徐々に2人の息が合うようになった。「たむさんやCAの先輩たちにアドバイスをもらいながら、皆さんに育ててもらった。タッグリーグを優勝して恩返しできたかな」と玖麗は話す。
2人を育てた師匠で今年4月に現役を引退した中野も、19年に星輝ありさと同リーグ戦を優勝した。さくらは「ファンの方からは私が星輝さんで、玖麗がたむさんって例えられて『よく似てるね』って言われるんです。でも、お2人の存在を超えていきたいですし、もっとすごい景色をみんなに見せたい」と意気込んだ。
最後に玖麗は「若手がどんどん上がっていかないといけないと思うので! 新しい風を吹かせて、スターダムの台風の目になりたいと思います」と宣言。タッグの頂点に上り詰めた若き戦士たちが、スターダムの景色を変える。














