なでしこジャパン期待の新星・MF吉田莉胡(23=INAC神戸)が29日、国際親善試合カナダ戦(長崎・ピーススタジアム)でA代表本格デビューを果たした。
国内組主体の編成となった7月の東アジアE-1選手権で初招集を果たし、3試合に出場。そしてこの日は、3―0の後半43分から出場した。ニルス・ニールセン監督からは「自信を持ってやり切ってこい」と送り出されたという。プレータイムが短かったこともあり得点には至らなかったが「短い時間だったけど、得点を狙って入った。デビューしてみて改めてもう一回、日の丸を背負って、このピッチに立ちたいと思った」と振り返った。
今回の活動では実り多き日々を過ごしている。「E-1とは違った緊張感があって、自分の中で良い経験になっている。このキャンプを通して、自分の足りないところが明確にわかった。海外選手相手だと、コンタクトがある中でのプレーが増える。そういうことが国内ではあまりない。キープ力などは『田中美南さんをお手本にしろ』とニルスさんから言われているし、体を張ってキープできる力がまだないので、良いところは盗んでいきたい」。
WEリーグでは、さらなる飛躍を目指してちふれASエルフェン埼玉から今季INAC神戸に加入。得点を量産し、すでにキャリアハイを超える10ゴールで得点ランキングトップに立つ。「何を変えて点を取れ始めたのかはあまりわからないけど、ゴールの意識だったり、ゴール前でどうにかしてゴールを持っていく力は、より高まった。得点力は成長できている。すんなり溶け込めたのも、多少なりとも結果を出せている要因かなと思う」と自己分析した。
まだなでしこジャパンでは目に見える結果は残せていないが、代表への思いは強くなるばかり。「今回入ったことによって、(来年3月の)アジアカップのメンバー入りも見えないところではないと思う。しっかりまた練習からアピールして自チームに帰っても、結果を出し続けるところは意識してやりたい」。
WEリーグの強豪で結果を残し続けた先には、海外も視野に入れる。新星はどこまで成長していくのか。












