西武からポスティングシステムでMLB球団への移籍を目指す今井達也投手(27)の発言が波紋を広げている。

 今井は24日に放送された「報道ステーション」(テレビ朝日系)の中で松坂大輔氏との対談で「ある意味、サバイバル感を味わいたい。そこの壁、文化の違いに直面した時に自分でどう乗り越えていくかも楽しみの一つ」と日本選手が在籍しない球団への移籍願望を口にした。

 その〝条件〟に当てはめれば大谷、山本、佐々木の3選手が在籍するドジャースは除外される。本人も「ああいうチームに勝ってワールドチャンピオンになるのが、自分の人生にとって一番価値があるのかな」と話していたが、カブスでは今永昇太投手(32)と鈴木誠也外野手(31)がプレーしている。

 カブス専門メディア「CUBBIES CRIB」は24日(日本時間25日)、「今永昇太にクオリファイング・オファーを出したカブスの決定はますます事態を悪化させている」と報道。球団側の運営方針を「日本での存在感強化は重要課題」と位置づけながら、今井の〝サバイバル発言〟を引き合いに「今井はあまり乗り気ではないようだ。すでに日本選手が在籍している球団との契約にあまり熱心ではない様子だった」と獲得を絶望視した。

 しかも、今永と1年2202万5000ドル(約34億4000万円)の契約が決まったばかり。同メディアは「ほぼ1週間後に今井が自身の意向を明かした事実は滑稽だ」と指摘し「今永が2026年のカブスの総年俸のうち、2202万5000ドルを占め、先発補強が不十分になることをファンは懸念していた。今永の存在が原因でカブスが今井を獲得できない状況をファンは決して喜ばないだろう」と伝えている。