阪神・藤川球児監督(45)が22日に優勝記念パレードに登場。約20万人の虎党から響き渡る「ありがとう」の大合唱を浴びながら、約1・7キロを約1時間かけてゆっくりと進んだ。

 監督就任1年目で達成したリーグ制覇の喜びをファンと分かち合い、「きょうまで頑張った選手たち、スタッフの方々のねぎらいになったんじゃないかな。自分自身もね、大きなパワー充電になりましたね」と笑顔で充実感をにじませた。

 現役時代の2005年以来、18年ぶりとなる優勝パレード。火の玉守護神から指揮官へと立場が変わり、疲労の質も変わったという。「選手とは違って疲労はたまりますし。疲労回復に時間がかかるのは大変な仕事ですけど、きょうのパレードを見てそれも期待の量だなと。しっかり受け止めたいと思います」

 03年、05年とセ界制覇を果たした阪神だが、そこから18年間リーグ優勝から遠ざかった過去もある。今季は同じく2年ぶりのリーグ制覇となり、虎将は冷静に来季を見据えた。「ファンの方も何度でもと思えない、それが阪神タイガースのかわいさでもありますし。『そう言いながら来年負けるんだろ』って、いつも負けてきてますから」と苦笑いを浮かべつつ、「(パレードを)それを覆す大きなパワーにして、はね返したいと思いますね」と力強く語った。

 虎党からの大声援を力に変え、来シーズンは2リーグ制後初の連覇を狙う。