来年3月に開催されるWBCを見据えた強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」が15日に東京ドームで行われ、日本代表が韓国代表に11―4で逆転勝ちを収めた。

 敗れた韓国は日本代表を相手に10連敗。最たる敗因は四死球の多さで実に「11」に上った。敗戦から一夜明けた16日、母国メディア「OSEN」は「〝ボールボールボールボールボールボールボールボール〟なぜ11四死球で自滅したのか。ABSの影響―低品質な審判―東京ドームの不安…結局は実力不足だ」とフラストレーション全開で報じた。

 中でも主審を務めたMLB初の女性審判員、ジェン・パウォル氏の判定に対しては「審判としての能力が不足していた」と辛らつ。5回先頭のムン・ヒョンビンが放ち、一直とジャッジされた打球には「マウンドでショートバウンドし、投手の足に当たって一塁エリアまで跳ねた。内野安打だったにもかかわらずアウトを宣告した。審判団が協議しても『アウト』と最終決定した。あきれるような誤審だった。打球に土が付いていたかを確認すればグラウンドに跳ねたか分かるはずだが、確認すらしなかった」と追及した。

 さらにストライクとボールの判定にも「パウエル審判は右打者への外角と高めのコースのストライク判定に厳しかった。ストライクになるべき球が次々とボールと判定された」と不満を並べた。

 とはいえ、審判との〝相性〟が合わないケースはよくあること。ましてや短期決戦となる国際大会ではいかに早く審判の傾向をつかみ、対応するかも重要となる。

 同メディアは「しかし、結局は実力不足だ。150キロの速球を投げる20代前半の若手投手たちは球速だけが速く、制球力とコマンドが不足していた。KBOリーグ(韓国プロ野球)より一段階上の日本の打者を相手に、自分の球をきちんと投げられなかった」と認めていた。