来年3月に開催されるWBCの大会連覇がかかる日本代表のメンバー選考に注目が集まっている。
前回の2023年大会は決勝の最終回に大谷翔平投手(31=当時エンゼルス)が登板し、同僚だったトラウトを空振り三振に仕留める劇的なフィナーレ。日本中を喜びと感動で包み込んだが、現状では大谷や山本、佐々木のドジャース勢、前回大会を脇腹の負傷で辞退せざるを得なくなった鈴木(カブス)らメジャー組の招集可否は不透明となっている。
ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督(53)は「ABEMA」のインタビューで「出場を選ぶなら我々はサポートする」と約束した一方で「個人的にはWBCに出場してほしくない。重要な大会だが、ドジャースにとっては投げないことがベスト」と指揮官として悩ましい胸中を告白していた。
本来であれば3月は開幕前の調整期間。WBCに〝ピーク〟を合わせればそれだけ調整を早める必要がある。しかもワールドシリーズを第7戦までフルに戦っており、オフが短くなるだけ来シーズンへの影響は計り知れない。ドジャースの3連覇を最大の任務とするロバーツ監督の立場からすれば、当然の思いだろう。
こうした事情を踏まえ、韓国メディア「スポーツ朝鮮」(英語電子版)は15日、「なんてこった、日本代表がピンチ…大谷、山本、佐々木はWBCに出られないのか」とショッキングなタイトルとともに「日本野球界のトップが崩れた。期待されていた3人のメジャーリーガーにとって厳しい状況となる見込み」と報じた。
また、大谷が今年2月に侍ジャパンを率いる井端監督と対面した後に「選んでいただけるなら光栄」と発した言葉が、7月のオールスター戦前には「今年が終わってから考えればいいのかな」に変化したことに「慎重な態度に一変させた」と伝えている。
同メディアは「大谷は来季開幕から先発投手と指名打者を同時にこなせる万全な状態を目指している。山本は今年の投球数が非常に多く、蓄積した疲労が深刻なため、来季序盤の先発登板が懸念される。さらに、佐々木も今年大きな浮き沈みを見せたため、WBC出場は難しいとみられる」と厳しい見解を示した。
ドジャースのゴメスGMは「WBCのことはまだ話していない」と語っていたが…。WBC出場から長いペナントレースを戦って3連覇を目指すのか、どちらかを選ぶのか。難しい選択となることは間違いないが、同メディアはジャッジらが出場を表明している米国代表を引き合いに「米国代表も日本代表を警戒している。しかし、大谷、山本、佐々木が招集されなければ多少安心できるだろう。(侍ジャパンの)優勝は難しいかもしれない」と、スター選手を輩出しまくる日本のお家事情を気にかけていた。












