阪神・桐敷拓馬投手(26)が4日に始動したSGL(尼崎)での残留練習に参加。投手ノックやランメニュー、トレーニングで汗を流した。
チームは10月30日に甲子園で行われた日本シリーズ第5戦・ソフトバンク戦に敗れ、2023年以来の日本一奪還とはならず。2点リードの8回に今季50試合連続無失点を続けていた石井大智投手(28)が柳田の同点2ランを被弾。さらに延長11回にはエース・村上が野村の勝ち越しソロを浴び、痛恨の逆転負けを喫した。
試合後、桐敷はファンに向けてのグラウンドあいさつで涙をこらえ切れなかった石井のもとへ、湯浅京己投手(26)とともに一直線。肩を抱きながら声をかけた。その胸の内を桐敷は「(石井)大智さんがシーズン通してずっとやっているのも見ていましたし。一番責任を感じていると思って自分も何かしないとなって、自然とですね」と明かす。
シーズンを通じて、ともに戦ってきた仲間の姿に胸を突き動かされたという。「負けたらシーズンが終わる試合でしたし、何もせずにグラウンドにいるのは周りのみんなにも失礼だなと。(村上)頌樹さんも、大智さんもそうですし。ああいうところでチーム一体にならなきゃな、というのはありました」とも振り返った。
昨季は最優秀中継ぎ賞のタイトルにも輝くなど、強力リリーフ陣の一角として存在感を示した左腕。ブルペンではリリーバーとしての技術だけでなく、岩崎、岩貞らベテラン投手陣の姿勢から〝チーム一丸〟の意味を学んできた。
「中継ぎは常に試合に帯同している中で、投げてないから関係ないではなくて。チームとして一つになるというのを、岩崎さんや貞さんが見せてくれていたので、それをまねしてやってきたって感じですね」
しぶとい鷹打線をはね返せず2年ぶりの頂点こそ逃したが、今シーズンの戦いを支え続けた虎投手陣の深い絆が確かにそこにあった。












