阪神・及川雅貴投手が「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 韓国戦」(15&16日、東京ドーム)の出場をコンディション不良を理由に見送ることが、3日にNPBエンタープライズから発表された。

 今季、自己最多となる66試合に救援登板し6勝3敗、防御率0・87と抜群の数字をマークした及川は、虎ブルペンの左のエースセットアッパーとしてシーズンを通してフル回転。蓄積疲労からのリフレッシュを最優先した格好だ。

 左腕はソフトバンクとの日本シリーズでも計3試合に登板。10月30日の第5戦(甲子園)では2―0と2点リードの7回にマウンドへ送られ、二死一、二塁のピンチを背負うも、鷹の代打の切り札・近藤から見逃し奪う名勝負を演じ、大きな話題を呼んだ。

 左腕はこの日の午前中に甲子園球場を訪問し、報道陣の取材に応対。この時点では代表辞退の発表前だったが「自分では感じ取れていない疲れもあると思っている。それは先輩方からシーズン中にも聞いてきて理解しているつもりです。年間通して投げたのは初めてだったので」とコメントしていた。

 キャリア最高のシーズンを終えたばかりの左腕だが、来季以降も安定した成績をマークできなければプロの世界では生き残れない。「何回も言っていますが2年、3年と続けていかなければいけない。そこは次の場所として目指す場所になる」。24歳の若武者は自身の足元を冷静に見据えた。